どうも。コンパクトなくらし方研究家のえびてんです。
突然ですが、断捨離の意味を知っていますか?
コンパクトなくらし方において断捨離も大切な要素のひとつです。
しかし「断捨離」という言葉しか知らないという方も多いのではないでしょうか。
物を捨てること=断捨離だとした場合、
- 毎週月曜の朝にゴミ出ししているお父さんは断捨離アン!
- 不要な洋服を処分したお姉さんは断捨離達成!
- 漫画を全て売った男の子は無意識に断捨離しちゃってた!
それってちょっと違いますよね。物を捨てることが断捨離ではない、というのはなんとなーくご理解いただけたかと思います。
では、改めて断捨離とは何なのでしょうか。
その疑問を解決するために、断捨離についてまとめました。
断捨離の読み方
断捨離は「だんしゃり」と読みます。
2010年に流行語大賞にノミネートされた言葉ということもありますが、提唱者のやましたひでこさんが毎年のように書籍を発表し、その考え方や具体策を示し続けてくださっています。
またラジオやテレビなどのメディアにも多数ご出演され、その結果たくさんの人が断捨離という言葉を知ることになりました。
日常会話で断捨離と話しても大抵の人には伝わりますし広辞苑にも載っているので、もともとは造語だった言葉がひとつの日本語として認められた結果でもあると言えますね。
断捨離の語源
そのやましたさんが提唱した断捨離の語源はなんなのでしょうか。
公式HPによると、
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
とあります。
”行法”は仏道の修行をすることなので、「断行・捨行・離行」は仏教の教えのひとつと考えられます。
やましたさんはそこから「断捨離」という言葉を生み出しました。
断捨離の意味
断捨離とは一言で言うと「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術」ということになります。別の言い方をすると、家のガラクタを片づけることで、心のガラクタをも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法。要するに、片づけを通して「見える世界」から「見えない世界」に働きかけていく。
断捨離とは物を捨てることではなく、物を手放すことで精神面を整えましょうということ。
そのためにとる行動とは、
「断」=入ってくる要らないモノを断つ
「捨」=家にはびこるガラクタを捨てるです。そして「断」と「捨」を繰り返した結果訪れる状態を、
「離」=モノへの執着から離れ、ゆとりある“自在”の空間にいる私
と定義づけます。
そのためには、「断」「捨」「離」の行動が必要だということ。
決して物を捨てることだけが断捨離ではないのです。その先の精神面におけるさらなる効果までを含めて断捨離なのです。
また、やましたさんは主体を物から自分へすることの大切さも語っています。
↓
(私は)これが好きではないから、(私は)あれを使わなから
この主体の転換は断捨離をする上で真っ先に心がけることです。
断捨離を5年ほど前から進めてきた私の経験上、ここがうまくいくと断捨離のモチベーションが保ち続けられます。
それについては、別の記事でまとめます。
まとめ
断捨離の書籍や公式HPを読んでいると、やましたさんがかなりの思いを込めて断捨離を提唱していることが分かります。
それだけやましたさん自身の人生観に影響を与えたものなのでしょう。
▼やましたさんの代表作と言える一冊です。ぜひ読んでみてください。
▼せっかく断捨離するのなら、電子書籍を購入してみませんか?
仏教由来なので昔から人間が求め続けてきた考え方であるから、私たちもすんなりと受け入れられたのかもしれません。
そんな奥深い断捨離を、きちんと理解していただけましたでしょうか?
断捨離の意味は何でしたか?断捨離の主体は何ですか?
それがパッと浮かんだら、次は実践するのみです!
ステキな断捨離生活をおすごしください。
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